研究者にとって自分の研究成果を論文にまとめて学術雑誌で発表することは大事な仕事であり、そのためには他の研究者の論文を読んで最新情報を常に把握しておく必要があります。

ところが、近年学術雑誌の購読料が高騰しており、一つの雑誌が年間で数十万円、大学図書館が支払う年間購読料が1億円を超えるのはザラとのこと。

学術雑誌の出版社が次々と買収されて寡占化が進んでいることが一因のようで、4700万件の論文を「科学の発展」のためタダで読めるようにしている海賊版サイトも登場しています。(Gigazine)

悪質な学術雑誌には論文を投稿しないというボイコット運動も出てきているようで、今後どうなるのか注目です。