新規がん治療薬の研究でノーベル医学・生理学賞を受賞した京都大学特別教授の本庶先生ですが、特許の扱いに関して小野薬品工業と締結した契約内容ではメーカーから大学に支払われる対価が少なすぎると主張しています。

本庶先生は「契約を結ぶ際に正確な説明や情報提供が無かった」と話していて、小野薬品工業は「大学側も関与して双方が納得し、本庶先生自身が署名されて契約が締結された。」と話しています。

本庶先生は近い内に契約の経緯を公表するとのことなので楽しみです。
私も5年ほど大学のライセンスの仕事をしていたので、大学のライセンス担当者の心中をある程度察することができます(笑)