旭化成がiPS細胞の特許の実施に関して次のとおり通常実施権を許諾されました。

・外傷性関節軟骨損傷を適応疾患とする治療用途を対象としたiPS細胞技術に関する特許の「非独占的」通常実施権

・軟骨分化誘導技術に関する特許の「独占的」通常実施権

「非独占的」通常実施権の方は他社にも同様の内容で実施権が許諾される可能性がありますが、「独占的」の方は旭化成だけに実施権が許諾されたことになります。

もちろん、一定期間内に成果が出なければ契約が解除される仕組みになっているはずです。
この発表を受けて旭化成の株価は数日間上昇しましたがまた元に戻ったようです。