AI(人工知能)に関する特許出願件数を調査したところ、1位IBM、2位マイクロソフト、3位東芝、4位サムスン、5位NEC、6位富士通、7位日立、8位パナソニック、9位キャノン、10位アルファベット(グーグル)で、日本勢が上位10社のうち6社を占めました。
何をもってAIに関する特許出願と判断するかによって順位は変動すると思いますが大健闘と言っていいと思います。

ちなみに、AIに関する特許出願(特開2018-156451 東芝)の請求項は次のような感じです。
漠然とした内容ですが、審査官とのやり取りの中で補正され、もう少し具体的な内容になるのが一般的です。

【請求項1】
 ニューラルネットワークを学習するネットワーク学習装置であって、
 前記ニューラルネットワークは、入力信号を第1信号に変換する第1ネットワークと、前記第1信号を第2信号に変換する第2ネットワークと、前記第2信号を出力信号に変換する第3ネットワークと、を含み、
 前記第1ネットワークを学習する第1学習部と、
 前記第2ネットワークを学習する第2学習部と、
 前記第3ネットワークを学習する第3学習部と、を備え、
 前記第1学習部は、訓練用入力信号を該訓練用入力信号よりも低次元の訓練用第1信号にエンコードした後に前記訓練用第1信号を前記訓練用入力信号にデコードする第1オートエンコーダのエンコード部分として前記第1ネットワークを学習し、
 前記第2学習部は、前記訓練用第1信号に対応する訓練用第2信号を教師データとして、バックプロパゲーションにより前記第2ネットワークを学習し、
 前記訓練用第2信号は、訓練用第3信号を該訓練用第3信号よりも低次元の前記訓練用第2信号にエンコードした後に前記訓練用第2信号を前記訓練用第3信号にデコードする第2オートエンコーダのエンコード部分により生成される
 ネットワーク学習装置。