今日の日経新聞に、マイナンバーカードは微妙なピンク色で、変更した住所等を記載する欄が無駄に大きくて、個人番号を隠すためのビニールケースがカッコ悪く、デザイン経営とは真逆の方向性だとさんざんこき下ろしています。

デザイン経営の特許庁による定義は次のとおりです。

「「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことです。」

この定義によると「デザイン」=「見た目を良くすること」では必ずしもありませんが、それにしてもシステム設計に関わる者にもある程度の美意識は必要だと言えそうです。

というわけでこれからの経営者には美術・芸術のセンスが求められます。