ノーベル化学賞を受賞した白川秀樹博士は、「アジアの中で日本のノーベル賞受賞者が多いのはなぜか?」という問いに対して、「日本人は日本語で書かれた教科書を使って日本語で学んでいるからだ」と答えたそうです。

インド、シンガポール、マレーシア、ベトナム等のかつて植民地になったことがある国は旧宗主国の言葉で学校教育をしているので、学ぶための言語と、普段生活で使う言語(母語)が違うそうです。(mugendai)

母語で書かれた教科書が存在しないため、英語等で書かれた教科書を使わなければならないということです。
日本語の教科書で勉強することが当たり前と思っていましたが、実はすごく恵まれた環境に居るということですね。