中国の国際特許出願件数がドイツを抜いて世界第3位になったものの、ドイツの研究所によれば「特許の品質は先進国の水準の34%に過ぎない」そうです。
中国政府が特許出願の補助を開始した2009年以降、明らかに品質が低下しているとのこと。(Record China)

簡単な発明で出願件数が多いなら中国の特許事務所は儲かってしかたがないように思えます。
しかし、通常は特許事務所が事前調査を行い、特許取得の可能性があると出願人側に伝えているはずなので、審査官から類似の先行技術の存在を指摘されたときに中国の特許事務所はどのように出願人に言い訳しているのかがどうしても気になってしまいます。

特許取得の可能性が極めて低いことを中国政府、出願人、特許事務所の3者が理解した上での所業なら納得できますね。