でお馴染みの(株)エスプリラインが、宣伝で使用している以下のキャッチフレーズ等を他社に真似されたとして、その使用中止を裁判で求めていましたが、残念ながら認められませんでした。

・音楽を聞くように英語を聞き流すだけ 英語がどんどん好きになる
・ある日突然,英語が口から飛び出した!

以下は裁判所の判決の一部です。
「キャッチフレーズのような宣伝広告文言の著作物性の判断においては,個性の有無を問題にするとしても,他の表現の選択肢がそれほど多くなく,個性が表れる余地が小さい場合には,創作性が否定される場合があるというべきである。」

商品が英会話教材の場合に、他社が同じような文言を組み合わせた結果、同じようなキャッチフレーズになってしまうのはやむを得ないといったところでしょうか。

「一般的にキャッチフレーズとして使用されないような語句が使用されたりして,当該キャッチフレーズの需要者に対する訴求力が高い場合」には使用中止が認められることがあるそうです。

「朝起きたら英語が毛穴からにじみ出ていた」
私が考えましたが、勝手に使ってもらって結構です(笑)