製薬メーカーの商売は膨大な研究費をかけて一つの特許権を取得し、特許が取れた薬を高価格で販売して膨大な利益をあげる仕組みになっています。

ところが、世界各国で特許を取得している薬でもインドでは特許が認められないことが多いそうです。
また、インド国民の手が届かない値段になっている薬についてはインドの製薬企業に製造を認めることもあるそうです。

これに対して製薬メーカーは先進国と途上国で価格差を付けたり、富裕層と貧困層で価格差を付けるなどしています。(日刊工業新聞)

製薬メーカーとしたら途上国の安い薬を誰かが大量に買って先進国に輸出されたら困るわけですが、今後の途上国の市場性を考慮してこれまでの強硬路線を変えざるを得なくなりました。