北海道大学のプレスリリースによると、風邪薬の成分のフルフェナム酸を膀胱がん細胞に投与すると、がん細胞の動きが止まり、抗がん剤の作用の効きめが回復したそうです。

このような記事を読むとわれわれ一般人は来年にも実用化されるのかと期待してしまいますが、実際にはまだマウスレベルでの実験成果です。
この成果を知った別の研究者がもっと効果の高い方法を見つけるなどしていき、場合によっては10年以上かかって有効な膀胱ガン治療方法として確立される可能性があるということです。